玄関部分は来訪者を迎え入れる部分です。
玄関アプローチの状態によって、お客様の印象を良くも悪くも印象を与えます。
ですから決しておざなりには出来ないのです。
では、玄関アプローチ部分の外構工事はどの様な物なのでしょうか。
そこで、ここでは玄関アプローチと、そこに続く階段について、工事の内容や種類を解説します。

玄関アプローチ・
階段の工事とは
門から玄関への工事
玄関アプローチは門と住宅の玄関部分にまたがる部分の外構工事と言うことが出来ます。
大きな住宅であれば長い通路の工事にもなるのですが、今の一般住宅は機能的に、そしてコンパクトにまとまっているので、広さ的に大きくなる例が多数派です。
ただ、それだけに、オリジナリティとデザイン性を求められる部分でもあります。
様々な素材を使って住宅とのコーディネートをしながら仕上げるので、「外構業者の腕の見せ所」の工事と言えるでしょう。
玄関部分の階段工事
住宅が高い地盤に建っている場合には、玄関部分に階段を設けなければなりません。
そして、これも外構工事の重要な部分の1つです。
階段工事に必要なのは安全性です。
そのため、階段の角度や構成素材も選んで造られます。
例えば階段にはよくタイルが使われますが階段の状態に併せて選定されるのです。
また、階段部分には手すりが設置されます。
この手すりも様々な製品がありますし、状況によって選びましょう。
アプローチ・階段工事
費用の構成について

玄関アプローチの工事費用
玄関アプローチはデザインも面積もお庭によって様々。
面積や使用する材料が違うと工事の仕方も変わるため、材料費も工事代も費用は違って来ますが、概ね10㎡で10万から30万円を見ておくべきでしょう。
玄関アプローチ部分は選択肢としての素材の種類も多いのです。
例えば砂利やレンガ、乱張り用の石、あるいは枕木など。
また、植栽なども使われるケースもあります。それによって費用も変わりますので、外構業者と連絡を取り、費用のチェックをするべきです。
ちなみに、玄関アプローチにフットライトなどの電気製品を設置する場合には、別途に配線工事なども発生するため、費用が膨らむ場合があります。
設置を検討する場合には、概算でも見積もりを取りながら検討をしましょう。
階段の工事費用
玄関の階段は1段あたりで20,000~40,000円くらいが相場です。
階段は基礎が必要で、その上からモルタルやタイルなどを貼って仕上げます。
このタイルの仕様によって価格も変わりますので、見積もりの段階で費用と照らし合わせなければなりません。
また、階段部分に設置する手すりも長さによって異なりますが、概算で30,000~100,000円の費用を見ておきましょう。
玄関アプローチ・階段工事の
費用を安く抑えるコツ

複数の会社から見積もりを取る
費用を抑えるコツの第一は、複数の会社から見積もりを取ることです。
仮に1社からしか取らない場合には、その見積もりが適正であるかの判断が出来ないですし、費用の相場が見えないからです。
また、ケースにもよりますが悪徳業者を回避するためにも必要です。
ただし、見積もりもあまり多く取り過ぎると混乱してしまいます。最大3社くらいで取ると相場が見えてくるので、比較してみましょう。
外構業者は技術力と
実績のある会社を選ぶ
外構工事は技術力を要します。
特に庭のリフォーム工事の場合には現物合わせが多くなるため、レベルの高い仕事が要求されます。
そのため、会社の技術力が問われます。
ただ、技術力と言っても分かりにくいので、過去の施工実績を確認するのがおすすめです。
会社によっては施工例を紹介してくれるところもあるので、相談の際には見せてもらってチェックしましょう。
実績と経験豊富な会社を使う
経験豊富な会社を使うのも非常に大切です。
経験豊富な会社は技術のレベルが高いだけでは無く、仕入れの面からも有利だからです。
造園業界No.1のチェーン店
217
店舗
施工実績
20
万件


庭づくり前に確認する点

実際に使用する人は誰であるか
建築物は使用する用途や目的によって構造などを変えなければなりません。
特に、家族レベルのある程度の特定された人が使う物、そして病院などの不特定多数の人が使う物などです。
この内、住宅は基本的に家族で使う物ですから、家族構成などを確認して外構工事に反映させます。
特に階段工事は安全性が関係して来るため、実際に使用する人の状態をチェックします。
高齢の方がいらっしゃるなら、バリアフリー化をして階段ではなくスロープを作るなども検討の一つです。
設置する環境はどうか
外構工事の際に設置する設備、例えば手すりなどは、環境条件によって使い勝手が悪くなってしまう物もあります。
例えば、海岸に近い地域、幹線道路などの様に排気ガスが掛かりやすい場所では、素材などについて考えなければなりません。
仮にその点を考慮せずに設置してしまった場合、表面が荒れてしまったり、早い内に腐食が始まってしまう様な不具合も発生し得ます。
ですから、工事の前には現場の条件を確認し、その条件に最もあった製品を候補にするのです。

外構単体工事
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