できる外構会社とできない外構会社がある
しかし、そうであるとは限りません。
外構会社やエクステリア会社であっても、全部の庭の工事に対応しているとは限らないからです。
例えば、門扉やフェンスの施工を検討する際には多くの会社が対応してくれることと思います。
しかし、例えば立水栓工事をはじめとする水道工事や排水設備工事は、エクステリア・外構工事会社でも苦手なところも多くあります。
そこで、ここでは立水栓工事をメインに、水道工事と排水設備工事などを合わせて紹介します。

立水栓設置工事とは

立水栓そのものの設置
水の必要な場所と聞くと、浴室やキッチンなどが真っ先に思い浮かぶかも知れません。
しかし、庭にも水は必要です。
特にガーデニングなどを楽しむ際には水が無ければなりません。
そのためにも水栓が必要で、立水栓はそのために設置されるのです。
工事の内容は立水栓そのものの設置と水道工事となります。
尚、立水栓や水道工事は誰もが出来る訳ではありません。
知識や技術がないと水漏れなどのトラブルも発生します。
水道工事は外構職人の仕事なのです。
排水のための工事
水に関して考えるならば上水道だけでは不十分。
排水に関しても対応しなければなりません。
特に水を多く使う場合には重要で、そのために排水管や排水桝などの工事が必要です。
排水に関してさらに言うと、水栓からの排水管の対応だけでは十分ではありません。
雨などの水の排水にも対応しなければなりません。
そのため、水はけを良くするための暗渠の工事も併せて行われなければならないのです。
立水栓設置に
必要な工事の種類

水道工事
まず必要なのが水道工事です。
立水栓の場合には屋外の工事になりますので、屋内の水道工事とは工事の内容が違い、特殊な工事が必要です。
外構部分の水道工事は掘削と埋設が伴うので精度の高い工事が必要で、技術力が要求されます。
新たに立水栓を取り付けたくとも、その場所まで水道管が通っているのか、通っていない場合には、新たにそこまで通したいと思っても、途中で邪魔になるもの(コンクリートやブロックなど)がある場合には、水道管を通すことができません。
排水設備工事
外構部分に立水栓を付ける場合には排水管や排水桝などの排水工事も伴います。
排水についていい加減では、水はけの問題など、後々様々なトラブルに繋がりますので、確実な施工が必要です。
提案力と技術力の高い工事業者が必要です。
暗渠工事
暗渠工事は地中に専用の配管を埋設する工事です。
庭に入って地中に染み込んだ水は暗渠を通って外に逃がします。
暗渠工事は庭の水はけを良くしますので、水たまりなどが出来にくくなり、庭のコンディションが良くなります。
ですから、暗渠工事は庭のコンディション維持にも欲しいところです。
暗渠は埋設される設備ですが、いい加減な工事では地盤にも影響し得る大切な工事です。
ですから、暗渠の工事も専門の業者が必要です。
立水栓設置工事料金の構成

立水栓工事
立水栓の設置は水道管がそこまで通っていれば費用は安く済みますが、通っていない場合は新規に水道管を引く必要があります。
その場合は、地面の掘削と配管の埋設が伴うので価格は高めです。
その水道管の距離にもよりますが工事費用で3~10万円程度の費用を見ておきましょう。
立水栓自体の商品には簡易的なものからファッショナブルな物もあり、価格もピンキリです。
商品代としては1~5万円程度のものが一般的です。
排水工事
排水は排水管工事がメインとなります。
工事は地中に配管を通す工事です。
こちらも排水管が立水栓の箇所近くまで通っていれば比較的安く済みますが、通っていない場合は水道管と同じく新たにそこまで排水管を引く必要があります。
費用は、排水管を敷設する距離にもよりますが、10mで5~10万円程度を見ておきましょう。
掘削に対して重機で掘れるか、重機が入れないから人力で掘るのかで費用はかなり変わります。
もちろん、人力掘削は高くなります。
暗渠工事
庭の水はけを良くするためには暗渠工事が有効ですが、費用は土地の大きさや形などによっても違って来るため、基本には都度の見積もりとなります。
暗渠はパイプを埋める物、砕石を埋める物など、いくつかの種類がありケースバイケース。
また、重機で地面を掘削して工事をするため規模が大きくなる場合もあり、料金の積算も複雑なため、現場を見て都度積算しなければ概算も難しいでしょう。
立水栓設置工事の
費用を安く抑えるコツ

立水栓の価格比較が重要
立水栓工事は土中の工事内容は標準的に決まるので、費用変動は水栓の仕様によってほとんどが決まります。
そのため、水栓の費用を安くするのがコストダウンのカギです。
さて、立水栓の本体の料金を調べてみると、5千円レベルの物から数万円になる物まで様々です。
その内、費用が膨らむのは主にデザインの凝った物が多く、シンプルなタイプが安価。
ですから、シンプルな物を使うのが費用を抑えるためにはおすすめです。
水栓まわりをどうするか
立水栓の配管部分は変えることは難しいですが、水栓のまわりをどうするかで費用が変わります。
例えば、シンプルな芝などで仕上げる場合と、テラコッタ調のレンガなどを張って仕上げるのでは発生する費用が違うからです。
ですから、立水栓工事の費用を抑えるには、水栓まわりをシンプルにするとコストダウン効果が期待出来ます。
実績と経験豊富な会社を使う
経験豊富な会社を使うのも非常に大切です。
経験豊富な会社は技術のレベルが高いだけでは無く、仕入れの面からも有利だからです。
DIY工事は可能か
水栓工事にしても暗渠工事にしても、工事の内容から見ればシンプルに見えるかも知れません。
ですからDIYの腕に自信のある人は挑戦しようと思う人もいると思います。
しかし、水栓工事はアマチュアの人が工事をすると思わぬトラブルを招きかねません。
必ずプロの工事会社に相談しましょう。
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エクステリア・外構部分に使える
おしゃれな立水栓
では、どの様にすればおしゃれな庭を造ることが出来るのでしょうか。

立水栓も周囲のエクステリア・
外構と合わせたい
エクステリア・外構のプランニングで大切なのが、敷地全体でのコーディネートです。
エクステリア・外構と家屋のコーディネートが取れると、景観そのものが変わって来ます。
ですから、他のエクステリア・外構部分と色や材質、そしてフォルムなどを合わせて全体の雰囲気を作りましょう。
おしゃれな立水栓
費用は上がってしまいますが、デザインを優先させるならばデザインの凝った立水栓を敢えて使うのもアリです。
立水栓にはテラコッタ調の柔らかいデザインの物もあり、ウッドデッキなどを中心としたエクステリア・外構に合ったタイプもあります。
全体のデザインに合わせて選びましょう。
リフォーム工事の場合
エクステリア・外構部分のリフォームの場合、庭全体の改修もあります。
その場合は家屋の外観とのコーディネートがカギです。
家にもモダンなタイプ、レトロなタイプがあり、デザインは様々です。
合わせる様にしましょう。

外構単体工事
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