門扉はお客様の目に最初に入る部分で、住宅の印象を決めるからです。
門扉には和風の重厚なタイプや洋風の柔らかい雰囲気の物、様々なデザインがありますが、デザインの与えるインパクトは家全体のイメージまでも決めます。
そのため、家造り、庭造りにおいては門扉の検討が入念になされなければなりません。
そして、その際に重要なのが門扉設置工事の知識です。
そこで、ここでは門扉設置工事に関して、工事費用や外構形態との関連を絡めながら紹介したいと思います。

門扉設置工事とは
門扉工事の基本
門扉は外観が非常に重要です。ですから、工事に関して言えば、水平や垂直の寸法精度がしっかりと出てなければならず、しかも傾きやねじれが出ていてはなりません。
仮にその様な歪みがあった場合、住宅全体までが非常に不格好に見えてしまうからです。
さて、門扉の構造は単純です。
ヒンジを門柱や塀に取り付けて、そこに門扉を吊り込んで組み立てます。
しかし、構造が単純なだけにヒンジや門柱の工事の精度は重要となり、工事には高い技術レベルの会社が必要なのです。
門柱に設置するタイプと
塀に吊り込む方法がある
門扉はヒンジに吊り込んで施工しますが、ヒンジの施工方法は2種類に分けられます。
ヒンジを門柱に取り付ける方法と、ヒンジを塀などに直接設置する方法です。
前者の門柱を設置するタイプは、地面に穴を掘ってコンクリート基礎を造って門柱を建て、その門柱にヒンジを介して門扉を取り付けます。
ですから、基礎の強度がしっかりしていないと門扉に倒れが生じることもあり、不格好になります。
また、ヒンジを壁に設置する工事の場合、ヒンジの位置をしっかりと出さなければ門扉がゆがんでしまいます。
そうすると門扉の納まりが悪くなり、見栄えも悪くなります。
フェンスと組み合わせた外構
門扉の多くはフェンスとシリーズ化されていて、デザインのコーディネートが作られています。
エクステリアメーカーのカタログを見ると分かるのですが、アルミ形材門扉を調べるとフェンスも同様のデザインで出ているので、同シリーズでの組み合わせがおすすめです。
門扉の工事料金
門扉は素材によって商品体系も異なります。
代表例を挙げると「アルミ形材門扉」「アルミ鋳物門扉」「ウッド門扉」です。
それぞれについて見てみましょう。

門扉の工事の
費用を安く抑えるコツ

門扉の価格相場は
商品グレードで大幅に変わる
門扉はサイズや素材、そしてデザインなどによって価格帯が変わります。
材料費、加工費などが商品によって完全に違うからです。
しかし、メーカーはその基本として高級・中級・普及の3つのグレードに分けています。
そのため、価格を抑えるためにはグレードの低い物を選ぶことがポイントとなります。
外構業者選定も大きなカギになる
門扉の施工は門柱に吊り込む物、塀に設置する物がありますが、いずれの工事もレベルの高い業者の起用によって費用が抑えられます。
『工事を多くしている=仕入れも多くしている=仕入れ値が安くなる』からです。
また経験豊富な会社は技術のレベルが高いだけでは無く、仕入れの面からも有利です。
造園業界No.1のチェーン店
217
店舗
施工実績
20
万件


外構の形態と門扉
「クローズド外構」「オープン外構」「セミオープン外構」です。
それぞれの外構の形態によって門扉の設置が異なりますので、ここで挙げてみましょう。

エクステリア単体工事
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