ガーデンルーム工事
ガーデンルームは比較的新しいカテゴリーのエクステリア・外構商品で、居室と庭を自然な感じで繋ぐことが可能なアイテムです。
ガーデンルームのあるエクステリア・外構は非常におしゃれで機能的ですが、工事費用が気になるところだと思います。
そこで、ここではガーデンルームの工事がどの様な物か、費用はどれくらい掛かるかを解説したいと思います。

ガーデンルーム工事とは
ガーデンルーム本体を建てる工事
ガーデンルームは居住空間の一部と言える物で、それだけに工事が大掛かりになります。
規模にもよりますが、「大工さんに部屋を1つ増築してもらうレベルより2~4割安い」と考えれば良いでしょう。
例えば、本体を建てる工事を考えても、基礎工事からガーデンルームの部材を組み、屋根を張ります。
その上で、もっとこだわるのであれば窓などの開口部の部材、そこに加えて電気工事が発生するのです。
工数から見ても、部材点数や大きさから見ても、非常に大掛かりで精度の要る工事と言えます。
工事には相当にレベルの高い技術が必要と言えるでしょう。
決まった既製品を様々ある既存の住宅環境や形状に設置するので、取付が不可能の場合もあります。
商品仕様のバリエーションは広い
ガーデンルームの商品仕様は多彩です。
スペースを広くするための連棟部材や、コーナー部に納める仕様も揃っています。
そのため、あまり広くない庭であってもスペースの有効活用が可能です。
また、デッキを設置する場合、土間に納める場合などもあり、スペースの利用も工夫次第で様々です。
ガーデンルームのメリット
ガーデンルームはサンルームと同様に部屋に直接繋がった空間ではありますが、サンルームが太陽光を最大限に取り込める設計となっているのとは違い、ガーデンルームはより室内の一部に近い構造が特徴です。
そのため、サンルームに比べて天候や季節の影響を受けにくく、年間を通してより暮らしやすい空間を作ることができます。
また、外壁にあたる部分を折り戸パネル式にすることにより、気候が良い時期には庭と一体化した開放的なルームに、寒い時期や雨天の際には締め切ってリビングにといった使い分けができるのもガーデンルームの特徴です。
最大のメリットは、庭の一部として団らんでk理うことではありますが、実際には、室内のような空間でほこりや花粉等気にせず洗濯物を干せることでしょうか。
ガーデンルーム工事の種類


基礎工事
まず挙げられるのが基礎工事です。
ガーデンルームは重量のある商品であり、基礎でしっかりと受けなければなりません。
仮に基礎がいい加減だと、全体がゆがんでしまい、床なども傾いてしまいます。
また、窓やドアの開閉にも支障が出ることもあり得ます。
そのため、基礎の大きさは規格をしっかりと守らなければならないのです。
工事の技術力が問われる場面とも言えるでしょう。
本体工事
本体工事はガーデンルーム全体の機能を決める工事とも言える大切な工事です。
当然ながら寸法精度、取付精度はシビアでなければなりません。
仮に寸法の狂いが大きかったりすると、戸が開閉しにくくなったり、隙間が開いて雨漏りをしたりする可能性もあります。
また、本体の強度が落ちてしまい、積雪などで破壊などのリスクも上がります。
ですから、本体に関してもレベルの高い工事が必要です。
窓などの開口部工事
窓も大切な部分です。取付が良く無いと水密性などが落ちてしまい、台風が来た時などにガーデンルーム内に水が侵入してしまうリスクが高くなります。
また、施工が悪いとスムーズな開閉が出来ません。
開口部工事も技術力が必要な場面なのです。
電気工事
電気工事も確実に行わなければなりません。
工事が良く無いとユーザーに感電などの危険性が出て来ます。
その様な事故は、あってはならないことです。
やはり良い工事業者が必要です。
ガーデンルーム
工事料金の構成

基本タイプ
ガーデンルームは基礎工事に本体、そして窓部材など、様々な部材を組み合わせて構成します。
そのため価格の構成も複雑です。
基本タイプにしても、土間納まりやデッキ納まり、戸袋逃げ柱など、様々な部材を組み合わせるからです。
そのため、価格の構成は様々ですが、大体が30~60万円のレベルです。
特殊納まり
ガーデンルームは住宅の様々な形状に合わせる必要があります。
その中には単純な連棟だけではありません。コーナー部分などの特殊納まりもあるのです。
これらの部分は部材が特殊で、しかも増えるために価格がアップしてしまいます。
トータルの価格は納まりにもよりますが、50~100万円くらいが目安です。
ガーデンルーム工事の
費用を安く抑えるコツ

ガーデンルームの仕様を工夫する
ガーデンルームは同じ様に見えて、細かい部分で施工が違います。
良い例がデッキ納まりと土間納まりでしょう。
これは基礎部分の工事が違うので、コストがずいぶん違います。
ですから、いくつかの仕様の案を作って見積もりを依頼しましょう。
そして、その中で安価な物を選ぶのがベターです。
おススメはウッドデッキです。
商流の点で有利な会社を選ぶ
ガーデンルームはサッシ部材からエクステリア部材、更には電装部材などまであるため、非常に多彩な梱包組み合わせとなります。
ですから、部材の商流がコストパフォーマンスの決め手となる場合が多いです。
そのため、部材の発注量の多い会社の方が量産効果もあり、コストパフォーマンスで有利になります。
そのため、ガーデンルームの工事費用を下げるためには、実績のある会社に頼むのも有効な手段となります。
造園業界No.1のチェーン店
217
店舗
施工実績
20
万件


ガーデンルームの利用方法
ガーデンルームは「庭に造るユーティリティスペース」なのですが、ウッドデッキの様な屋外に設置するアイテムと異なります。
基本的には「室内に居ながら庭の雰囲気を楽しめるスペース」と言えるのですが、どの様な利用があるのでしょうか。

くつろぎのための快適な空間
まず挙げられるのが、くつろぎのための空間としての活用方法です。
ガーデンルームは屋内に居て日差しと自然の雰囲気を楽しめる利点があります。コーヒーや読書を楽しむには、格別なスペースとも言えるでしょう。
ちなみに、この楽しみ方はウッドデッキでも可能なのですが、ウッドデッキと違う点は外気に晒されることが無い点と、直射日光を受けずに済む点です。
外気はサッシでシャットダウン出来ますし、屋根にシェードを張れば直射日光が届かなくなるからです。
趣味の空間
趣味の空間、例えば模型製作などは自分だけのスペースが欲しい物。
しかし、家でその様な趣味が楽しめない場合には、ガーデンルームが恰好の場所になります。
また、模型製作を考えるならば接着剤や塗料なども使うことと思います。
そうなると周囲がシンナー臭くなってしまいます。
しかし、ガーデンルームであれば換気もしやすいため、思う存分趣味に没頭することが可能です。
この様に、ガーデンルームは休日の過ごし方も変えることが可能。
非常に有用なスペースなのです。
ペットの遊び場
小型犬や猫などのレベルであれば、ガーデンルームはペットの遊び場としても使えます。
猫の場合であれば、走りまわるだけでなく、部屋の上に登ったりすることも少なくありません。
ガーデンルームの中にキャットウォークを設置してやれば、非常に良い遊び場となるのです。

エクステリア単体工事
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