見た目が美しく、草刈りや日々の手入れも少ない人工芝。

しかし、下地づくりが不十分だと、表面の凹凸や水たまり、雑草が生える原因になります。
長くきれいな状態を保つには、地面を平らに整え、硬く締め固めることが大切です。

今回は、人工芝の下地に適した砂や砕石の選び方、DIYで失敗しない施工手順、施工後に起こりやすいトラブルの直し方について紹介します!

目次

なぜ人工芝は「下地」が一番重要といわれるのか?

人工芝

人工芝は、表面だけきれいに敷けば完成するものではありません。
見た目の美しさや歩きやすさ、水はけの良さを左右するのが、人工芝の下にある地面です。

整地や転圧が不十分だと、施工後に沈みや水たまりが発生することもあります。

人工芝の施工において「下地」が最も重要といわれる理由として、主に以下3つがあげられます。

  1. 表面がデコボコになり水たまりができるから
  2. すぐに雑草が生えてきて景観が悪くなるから
  3. 人工芝自体の寿命が極端に短くなるから

表面がデコボコになり水たまりができるから

人工芝の下地が整っていないと、施工直後はきれいに見えても、時間がたつにつれて表面に凹凸が出てきます。
土のまま人工芝を敷いたり、転圧が足りなかったりすると、人が歩く重みや雨によって地面が少しずつ沈むことも。

そのまま地面にできたくぼみへ雨水が集まると、水たまりが残りやすくなります。
見た目が悪くなるだけでなく、歩いたときに靴が濡れたり、人工芝の上で遊びにくくなったりします。

また、人工芝には雨水を通すための排水穴がありますが、その下の地面に水の逃げ道がなければ、スムーズに排水されません。粘土質の土や平ら過ぎる下地では、人工芝の下に湿気がこもり、カビや嫌なにおいが発生する場合もあります。

地面の高低差をなくし、排水したい方向へ緩やかな傾斜を付けることがポイント。
砂や砕石を均一に敷いて硬く締め固めれば、雨のあとも水が残りにくい人工芝になります。

すぐに雑草が生えてきて景観が悪くなるから

人工芝を敷く前の処理が不十分だと、端やつなぎ目から雑草が伸びてきます。
もともと草の多い庭で根を残したまま施工すると、人工芝を押し上げるように芽を出す場合も。

せっかく緑の美しい庭に整えても、人工芝の間から違う種類の草が点々と伸びると、全体の景観が崩れてしまいます。
生えるたびに抜かなければならず、手入れの少なさを目的に人工芝を選んだ意味も薄れてしまいます。

特に注意したいのが、防草シートのつなぎ目や固定ピンを打った部分です。
シートの重なりが少なかったり、端まで敷かれていなかったりすると、わずかなすき間から光が入り、雑草が生長します。

施工前に地表の草だけでなく、土の中に残った根や地下茎まで取り除きましょう。
そのあとに防草シートを端まで広げ、シート同士を10cm以上重ねて固定します。

人工芝自体の寿命が極端に短くなるから

人工芝の下地がやわらかいと、人が歩くたびに地面が沈み、表面にたるみやシワが出やすくなります。
小石や木の根が残っている場合は、人工芝の裏面が繰り返しこすれ、裂けたり穴が開いたりすることも。

水はけの悪い場所では、人工芝の下に雨水が長く残ります。
湿った状態が続くと、裏面や接着部分が傷みやすくなり、カビや嫌なにおいにつながる場合もあるため注意が必要です。

さらに、地面が沈むと固定ピンが緩み、人工芝の端がめくれたり、つなぎ目が開いたりします。
小さな浮きやズレを放置すると、歩くたびに負担がかかり、傷んだ範囲が広がることもあります。

人工芝を長持ちさせるには、雑草や根、小石を取り除き、地面を平らで硬い状態に整えることが基本です。
庭の状態にあわせて砂や砕石を使い、水が流れるように傾斜も付けておきましょう。

人工芝の下地づくりに適した「砂」と「下地材」の選び方

川砂下地

人工芝の下地づくりでは、庭の土質や水はけに合った材料を選ぶことがポイント。
表面をなめらかに整えやすい山砂や川砂、硬く締まって沈みを防ぎやすい砕石など、それぞれ役割が異なります。

ここでは、人工芝の下地づくりに適した「砂」と「下地材」の選び方について紹介します。

  1. コスパと扱いやすさで選ぶなら「山砂」
  2. 水はけを重視したいなら「川砂」
  3. 駐車場など強い耐久性を求めるなら「砕石」
  4. 注意!人工芝の下地に使ってはいけないNGな材料

施工する場所や使い方を考え、仕上がりに合った下地材を選びましょう!

コスパと扱いやすさで選ぶなら「山砂」

人工芝の下地材をできるだけ安くそろえたい場合は、山砂が使いやすいです。
粒が比較的細かく、スコップやトンボで広げやすいため、DIYでも表面をなめらかに整えられます。

ホームセンターや建材店で購入しやすく、広い庭にも使いやすいのが魅力。
下地の細かな凹凸を埋め、人工芝を敷く面を平らに仕上げる材料として役立ちます。

ただし、山砂を厚く敷き過ぎると、水を含んだあとに沈んだり、ぬかるんだりする場合も。
粘土質の庭や雨水が残りやすい場所では、下層に砕石を敷き、その上へ山砂を2〜3cm程度重ねると安定します。

山砂を広げたあとは、高低差を確認しながら均一にならし、転圧機やタンパーで硬く締め固めましょう。

水はけを重視したいなら「川砂」

人工芝の表面を整えながら水はけにも配慮したい場合は、川砂を使う方法があります。
粒が丸く、土のように固まり過ぎにくいため、水が通りやすいのが特徴です。

ただし、川砂だけを厚く敷くと、歩いたときに粒が動き、人工芝が沈む場合もあります。
下層には締め固まりやすい砕石を使い、仕上げとして川砂を薄く広げる施工がおすすめです。

トンボや長い板を使って表面をならせば、人工芝を敷きやすい、なめらかな下地になります。
川砂の層が厚くなり過ぎないよう、周囲との高さを確かめながら少しずつ入れましょう。

山砂より価格が高くなる場合もあるため、施工面積が広い庭では材料費の確認も必要です。
庭全体ではなく、水が集まりやすい場所へ部分的に使う方法もあります。

駐車場など強い耐久性を求めるなら「砕石」

人の出入りが多い庭や、車両対応の人工芝を施工する場所には、砕石を使った下地が向いています。
角のある石同士がかみ合い、転圧すると硬く締まるため、重みがかかっても沈みにくいのが特徴です。

雨のあとにぬかるみやわだちができにくく、安定した土台をつくれるのもメリット。
ただし、粒の粗い砕石へ直接人工芝を敷くと、表面にゴツゴツとした感触が出る場合があります。

下の層に再生砕石やコンクリートを砕いたクラッシャーランを5〜10cm程度敷き、転圧機でしっかり締め固めましょう。
その上へ山砂などを2〜3cmほど重ね、表面を平らに仕上げます。

特に車のタイヤが通る部分は、強い負荷が繰り返しかかる場所です。
十分な厚みを確保し、雨水が流れる傾斜も付けておきましょう。

注意!人工芝の下地に使ってはいけないNGな材料

人工芝の下地には、どのような土や砂利でも使えるわけではありません。
特に避けたいのが、園芸用の培養土や黒土、粒の大き過ぎる砂利です。

培養土や黒土はやわらかく、水分を含むと沈みやすいため、人工芝に凹凸やたるみが出る原因になります。
有機物や雑草の種が混ざっていることもあり、防草を目的とした下地には向いていません。

丸みのある大粒の砂利も、転圧しても石同士がかみ合いにくく、歩くたびに動く場合があります。
人工芝の裏面がこすれて傷んだり、足裏に硬さを感じたりすることも。

また塩分を含んでいる可能性のある海砂や、大きなコンクリート片、瓦くずなどをそのまま入れるのも避けましょう。
尖った部分が防草シートや人工芝を傷付け、施工後の浮きや破れにつながります。

初心者でも失敗しない人工芝の下地づくり5つの手順

人工芝

人工芝の下地は、雑草や石を取り除き、地面を平らにしてから、硬く締め固めるのが基本です。
どれかひとつでも作業を省くと、施工後に沈みや水たまりができる場合もあります。

初心者でも順番に進められるよう、人工芝の下地づくりを下記5つの手順に分けて紹介します!

  • 手順1:雑草や石を根こそぎ取り除く
  • 手順2:土を平らに削りながらならしていく
  • 手順3:体重をかけて土をしっかり押し固める
  • 手順4:下地材を敷いてさらに押し固める
  • 手順5:すき間なく防草シートを敷き詰める

手順1:雑草や石を根こそぎ取り除く

最初に、施工する範囲の雑草や石、木の根などを取り除きます。
表面の草だけを刈っても、土の中に根が残っていると、人工芝の端やつなぎ目から再び芽を出すことも。

スコップや草取りカマを使い、根の深い雑草は周りの土ごと掘り起こしましょう。
横へ広がる地下茎も途中で切らず、できるだけ長く抜き取ることがポイントです。

また、大きな石や細かな砂利、枝などが残っていると、施工後に人工芝が盛り上がります。
歩いたときの違和感だけでなく、裏面が傷付く原因にもなるため、手で触りながら小石まで確認してください。

手順2:土を平らに削りながらならしていく

雑草や石を取り除いたあとは、地面の高い部分をスコップで削り、低い場所へ土を移しながら全体をならします。
一度に深く掘ると、必要以上に土を減らしてしまうため、表面を薄く削るように進めましょう。

トンボや長い板を使うと、目だけではわかりにくい高低差も見つけやすくなります。
くぼみが残ると雨水が集まり、盛り上がった場所があると人工芝の表面が浮いて見えることも。

排水口や庭の外側へ雨水を流したい場合は、完全な水平ではなく、わずかな傾斜を付けます。
建物側へ水が流れないよう、排水する方向も先に決めておくと安心です。

最後に地面を歩き、部分的に沈む場所がないか確認しましょう。低い部分には土を足し、高い箇所は削って再調整します。

手順3:体重をかけて土をしっかり押し固める

土を平らにならしたら、地面が沈まないように転圧します。
見た目は整っていても、土の中に空気が多く残っていると、雨や人の重みで少しずつへこむ場合も。

狭い庭では、平らな板を地面に置き、その上から体重をかけて踏み固めます。
タンパーがある場合は、地面全体を同じ力で押さえるように進めましょう。

施工範囲が広い場合は、ホームセンターなどで転圧機を借りると効率的です。
縦方向と横方向の両方から数回動かし、地面全体を均一に締め固めます。

端や角、排水口の周りは機械が届きにくいため、角材やタンパーを使って仕上げてください。
転圧後に歩いても足跡が残らず、地面が沈まなければ次の作業へ進めます。

手順4:下地材を敷いてさらに押し固める

転圧した地面の上へ、庭の状態に合った山砂や砕石を敷きます。
水はけが悪い場所には砕石を使い、人工芝を敷く表面には山砂などを薄く重ねる方法がおすすめです。

下地材は一度にまとめて入れず、スコップで少しずつ広げます。
厚みが均一になるよう、トンボや長い板を使って平らにならしましょう。

厚く敷いた下地材を表面だけ転圧すると、内側にやわらかい部分が残ることがあります。
数cmずつ広げ、その都度転圧機やタンパーで締め固めるのがポイントです。

作業後は足跡が付かないか、石が飛び出していないかを確認します。
低い場所には材料を足し、高い部分は薄く削って再び転圧します。

手順5:すき間なく防草シートを敷き詰める

下地材を締め固めたあとは、人工芝の下から雑草が伸びないように防草シートを敷きます。
シート同士のつなぎ目は10cm以上重ね、壁際や花だんの縁まで広げましょう。

わずかなすき間でも、光が入ると雑草が生える場合があります。
シートが足りない部分を細い切れ端だけで埋めず、ある程度の大きさを確保して重ねることが大切です。

固定するときは、U字ピンを50cm〜1m程度の間隔で打ち込みます。
ただし、あとから人工芝自体もピンで固定するため、防草シートの段階でピンを打ちすぎると、地中でピン同士がぶつかって刺さらなくなる原因になります。
シートが風でズレない程度の仮止めを意識し、端や角など最低限の箇所を留めるようにしてください。

排水口や樹木の周りは形にあわせて切り込みを入れ、できるだけ空きが出ないように整えます。
最後にシワや重なりを確認し、浮いている部分を固定しましょう。

DIYと業者どっちが良い?費用と労力のリアル

人工芝とDIY

人工芝の下地づくりは、DIYなら施工費を抑えられますが、掘削や整地、転圧など、想像以上に体力を使います。

業者へ依頼すれば安定した仕上がりを期待できる反面、材料費に加えて施工費が必要です。
庭の広さや土の状態、使える時間を比べ、自分に合った方法を選びましょう!

  1. DIYでかかる費用の目安と必要な日数の現実
  2. 素人にはきつい?土の処分と転圧作業の重労働
  3. 無理せず専門業者に依頼すべきケースとは

DIYでかかる費用の目安と必要な日数の現実

人工芝をDIYで施工する場合、人工芝本体や防草シート、下地材、固定ピンなどの費用がかかります。
選ぶ製品によって差はありますが、1㎡あたり約3,500〜6,000円がひとつの目安です。

10㎡なら3万5,000〜6万円ほどですが、転圧機のレンタル代や道具代、残土の処分費が加わることもあります。
人工芝と防草シートの価格だけで予算を決めると、途中で費用が足りなくなる場合も。

作業日数は、平らな10㎡程度の庭でも1〜2日ほど見ておくと安心です。
雑草取りや掘削、整地だけで半日以上かかることもあり、土が硬い庭や石の多い場所では、さらに時間が必要になります。

休日の1日だけで終わらせようと急ぐと、高さ調整や転圧が不十分になりがちです。
初日は除草と整地、翌日は下地材と防草シート、人工芝の施工というように分けると進めやすくなります。

素人にはきつい?土の処分と転圧作業の重労働

人工芝の下地づくりで特に大変なのが、掘り起こした土の処分と転圧です。
地面を数cm削るだけでも、施工範囲が広ければ想像以上の残土が出ます。

土は家庭ごみとして収集してもらえない地域も多く、処分業者へ持ち込んだり、回収を依頼したりする必要があります。
処分方法や料金は地域によって異なるため、作業前に自治体や業者へ確認しておきましょう。

また湿った土はとても重く、スコップですくって一輪車へ載せ、運び出す作業を何度も繰り返します。
夏場は体力を消耗しやすく、腰や腕にも負担がかかる重労働といえます。

広い庭を転圧する場合は、転圧機があると便利です。
ただし、機械自体に重さがあり、車への積み下ろしや庭までの運搬にも力が必要になります。

狭い通路や階段がある住宅では、転圧機を入れられない場合もあります。
難しい部分だけ掘削や残土処分を業者へ依頼する方法もあるので、無理をせず、計画的にバランス良く作業を進めるのが大切です。

無理せず専門業者に依頼すべきケースとは

人工芝を敷く範囲が広い場合や、地面に大きな高低差がある庭では、専門業者への依頼がおすすめです。
粘土質で水が抜けにくい場所や、掘ると大きな石、古いコンクリートが出てくる庭も、排水まで考えた施工が必要になります。

駐車場やドッグランなど、強い負荷が繰り返しかかる場所にも注意が必要です。
転圧が足りないと地面が沈み、人工芝にたるみやわだちができる場合があります。

さらに建物側へ雨水が流れる庭や、排水口までの傾斜を付けにくい場所も、プロへ相談した方が安心です。
雨水の流れを読みながら、下地の高さや砕石の厚みを調整する必要があります。

また残土を運び出す通路が狭い住宅や、転圧機を庭へ入れられない環境では、作業方法の判断にも経験が必要です。
あとから全面をやり直すと、費用も手間も大きくなります。

もし下地づくりに失敗したら?よくある3つのトラブルとやり直し方

人工芝

人工芝の下地づくりに失敗すると、表面の沈みや水たまり、雑草などが目立つようになります。
小さな異変を放置すると人工芝まで傷み、広い範囲を剥がして直さなければならない場合もあります。

原因を見極め、必要な部分を早めに補修することが大切です。

ここでは施工後に起こりやすい下記3つのトラブルと直し方をチェックしておきましょう。

  1. 凹凸ができて歩くと不自然に沈む場合の対処法
  2. 水はけが悪く雨のあとに水たまりができる場合の対処法
  3. 防草シートを突き破って雑草が生えてきた場合の対処法

凹凸ができて歩くと不自然に沈む場合の対処法

人工芝を歩いたときに一部だけ沈んだり、表面が波打ったりする場合は、転圧不足や下地材の厚みにムラがある可能性があります。
そのまま使い続けると、くぼみに雨水が集まり、たるみや破れにつながりやすいです。

まずは沈んでいる範囲を確認し、周辺の固定ピンを外します。
人工芝と防草シートを傷付けないよう、端からゆっくりめくりましょう。

下地がやわらかい場所には、山砂や砕石を少しずつ足します。
周囲と同じ高さになるように広げ、その都度タンパーや転圧機で硬く締め固めてください。

小石や木の根によって人工芝が盛り上がっている場合は、異物を取り除いてから表面をならします。
補修後は長い板を当て、周辺との高低差がないか確認しましょう。

踏んでも沈まない状態になったら、防草シートと人工芝を戻し、シワを伸ばして固定します。

水はけが悪く雨のあとに水たまりができる場合の対処法

人工芝の上に雨水が残る場合は、下地にくぼみがあるか、排水するための傾斜が不足している可能性があります。
まずは水が集まる場所と、雨水を流したい方向を確認しましょう。

固定ピンを外して人工芝と防草シートをめくり、下地の状態を見ます。
表面が乾いていても、土の中がぬかるんでいることがあるため、晴天が続いた日に作業するのがおすすめです。

部分的なくぼみには、砕石や山砂を少しずつ足します。
排水口や庭の外側へ向かって緩やかな傾斜を付け、長い板を当てながら高さを調整してください。

粘土質で水が抜けにくい場合は、土を掘り下げて砕石の層をつくり、その上へ仕上げ用の砂を重ねる方法もあります。
雨水の逃げ道がない庭では、地中へ排水管を埋める排水枡や、排水溝が必要になることも。

広い範囲に水が残る場合は、部分的に直すより専門業者へ相談する方が安心です。

防草シートを突き破って雑草が生えてきた場合の対処法

人工芝のすき間から雑草が伸びてきた場合は、防草シートの破れや重なり不足、固定ピンの穴などが原因として考えられます。

まずは生えている雑草を根元から抜き、周辺の固定ピンを外します。
葉だけを切っても土の中に根が残ると再び伸びるため、根や地下茎まで取り除きましょう。

防草シートに小さな穴や裂け目がある場合は、同じ種類のシートを傷んだ部分より大きく切り、上から重ねます。
周囲と10cm以上重なるように置き、専用テープやU字ピンでずれないように固定してください。

つなぎ目から雑草が出ている場合は、シートを開いて下に残った根を除去し、重ね幅を広げます。
端の部分に空きがあるときも、細いシートを足すだけでなく、広めに重ねて補修することがポイントです。

広い範囲から雑草が伸びている場合は、防草シート自体が劣化している可能性もあります。
部分補修を繰り返すより、全面を交換した方が良い場合もあります。

まとめ:丁寧な下地づくりで長く美しい庭を完成させよう

人工芝

人工芝を長くきれいに保つためには、表面だけでなく、見えない下地を整えることが大切です。
雑草や石を取り除き、地面を平らにならしてから、庭の状態に合った砂や砕石を敷きましょう。

下地を硬く転圧し、防草シートまで丁寧に施工すれば、凹凸や水たまり、雑草が生えるトラブルを防ぎやすくなります。

DIYは施工費を抑えられる反面、残土の運搬や転圧など、体力を使う作業も少なくありません。
広い庭や水はけの悪い場所、耐久性が必要な駐車場では、無理をせず専門業者へ依頼するのも安心です。

施工後に沈みや雑草が出た場合は、原因となる箇所を確認し、早めに補修しましょう。
手順をひとつずつ丁寧に進めれば、初心者でも歩きやすく、見た目の美しい人工芝に仕上げられます。

家族やペットが気持ち良く過ごせる、緑のある庭づくりを楽しんでくださいね!